スチールストーリージャパンホットニュース

 

   
hotnews

2018-04-23
中国の輸入廃品検査と18年3月以降の新基準 NEW
2018-04-14
18年 地条鋼問題と今後の中国の鉄スクラップ需給動向ーーまとめ  
2018-04-07
有害使用済機器の保管等に関するガイドライン(第1版)平成30 年3月環境省  
2018-04-05
改正廃棄物処理法のうち、雑品等の保管に関する法令・処罰まとめ  
2018-02-16
改正バーゼル法検討会が18年1月9日「とりまとめ」を報告した  
2018-01-04
2018年 鉄スクラップマーケット概観  
2017-02-03
岐阜県の「使用済金属類営業条例」を考える  
2016-12-26
2017年・鉄スクラップマーケット展望(冨高試論)  
2017-01-13
鉄スクラップ業と「社会的信認」を考える  
2016-12-27
鉄屑カルテルから鉄鋼公開販売まで(1)  
2016-12-27
鉄屑カルテルから鉄鋼公開販売まで(2)  
2016-12-27
復活する金属屑営業条例(1)  
2016-12-27
復活する金属屑営業条例(2)  
2017-02-06
復活する金属屑営業条例(3)  
2016-11-28
一言コメント アーカイブ  
2016-07-22
鉄スクラップビジネスの経営戦略(提携・買収が進む。16年7月)  
2016-05-30
なぜ相場が安いのか(16年5月 講演会より)  
2015-12-26
2016年鉄鋼・鉄スクラップマーケットをどう見るか  
2016-02-10
鳥取県「使用済物品放置防止条例」案を可決・成立(追加)  
2015-11-03
企業経営、組合活動はどうあるべきか  
2015-10-22
「鋼材デフレ」と「鉄鋼集約効果」、「業者の合従連衡」を考える  
2015-10-14
直近マーケットを考えるー再び忍び寄る危機  
2015-07-06
「高炉・鉄スクラップ使用の歴史的推移と今後」私論(15年7月)  
2015-07-21
「無料回収」と「無許可」営業問題を考える(7月追加・改訂)  
2015-07-21
15年:鉄スクラップ相場の枠組みと「試算式」(6月22日改訂)  
2015-06-22
経産省「金属素材競争力強化プラン」(2015年6月19日)  
2015-06-23
放射能検査と鉄スクラップ輸出(増補・改訂。最新版6月22日改訂)  
2015-04-17
電力料金値上げと電炉再編を考える(4月15日増補)  
2015-03-24
世界の鉄スクラップ相場も「新常態」へ  
2015-12-05
千葉県、「特定自動車部品ヤード保管条例」を15年4月施行  
2016-11-03
金属類営業条例とは何か  
2015-08-20
リサイクル関連・各種法制  
2014-09-10
自動車リサイクル、国及び自治体の規制  
2014-08-03
自動車解体・部品ビジネスのいま  
2014-09-10
日本の鉄スクラップ輸出環境を考える  
2015-08-20
家電、小型家電リサイクルと廃棄物  
2014-07-03
いわゆる「市中品薄」を考える  
2014-08-22
再生資源業界・最近小史(明治~現在)   
2014-10-15
放射能汚染と検知器導入を考える  
2014-07-04
計量単位・C&F、FOB、FAS関係式  
2014-07-03
鉄スクラップ、レアメタル商品特性  
2016-07-29
基本データ(数量、組織、情報入手)  

社史作成

英文翻訳

鉄スクラップ総事典

鉄スクラップ史集成

鉄スクラップ史集成

 

中国の輸入廃品検査と18年3月以降の新基準

中国の輸入廃品検査と183月以降の新基準 

 

◆従来までのいきさつ=配電盤、モーターなど鉄製容器収納の非鉄類(いわゆる雑品)の解体は、人件費の高い日本ではコストが嵩むため処理困難物とされた。そのため90年代後半から人件費の安い中国向け輸出が増加し、00年代後半から現地に合弁、もしくは直接工場を開設する動きが拡大した。

雑品の輸出量は日中両国の通関統計(鉄スクラップ・銅スクラップ)差から推計でき、04年は中国向け鉄スクラップ輸出全体の40%超に達した(06年1月17日、日刊市况通信)。このため中国国家質検総局(AQISQ)は05年1月、輸入企業を許可企業だけに限定した。

鉛や有害金属を含む「雑品」貿易は、有害廃棄物の国境を越える移動」を規制するバーゼル条約(92年発効)でも問題とされた。このため今回、中国環境保護総局と質量監督検験検疫総局は183月「廃棄物原料環境保護基準」(新版)を施行した。

 

さらに中国生態環境部は184月、輸入廃棄物の管理品目について18年末で雑品をはじめ、雑線・廃モーターといった銅、アルミスクラップなど16品目の輸入禁止を公告した(18423日、産業新聞)。

 

183廃棄物原料環境保護基準」(新版)

中国国家環境保護総局と国家質量監督検験検疫総局が171229日に公布し、1831日に施行した「廃棄物原料環境保護基準」(新版)の日本語訳は以下のリンクよりダウンロードできます。http://www.ccicjapan.com/?page_id=40

 

輸入廃棄物原料環境保護規制基準=▽製錬くず 木・木製品くず ▽古紙または板紙 鉄鋼屑 非鉄金属 廃モーター 廃電線ケーブル 廃五金電器(日本の廃家電に同じ。) 解体用船舶及びその他浮き構造物 廃プラスチック▽ 自動車プレス部品

 

うち鉄鋼屑(抜粋)

4 規制基準と要求

4.1 輸入鉄鋼屑の放射能汚染規制=a放射性廃棄物が混入していないこと。b外部照射放射線測定値が到着港の正常な自然射放射線測定値+0.25μGy(マイクロ・グレイ)/hを超えないこと。c以下略。

4.2 廃棄爆弾等の弾薬が混入していないこと。

4.3 密閉容器、危険廃棄物などの混入は輸入鉄鋼屑の重量の0.01%を超えてはならない。

4.4 その他の混入物(故紙、廃ガラス、廃プラ、廃繊維、直径2mmを超えない粉状廃棄物、剥離サビ等の廃棄物)は輸入鉄鋼屑の重量全体の0.5%を超えてはならない。

・直径2mmを超えない粉状廃棄物(ほこり、ドロ、金属酸化物を除く)は輸入鉄鋼屑の重量の0.1%を超えてはならない。

 

5 検査

5.1 検査方法は抜き取り検査とする。

コンテナ積みの場合は、開封・開披・開梱・選別検査を行う。本船積みの場合は、船倉の開封及び到着時検査を行う。抜き取り検査結果は貨物全体の検査結果とみなす。

 

CCICJAPANとは=中国検験認証集団有限公司(China Certification & InspectionGroupCo.,Ltd.)は、1980年に中国で輸出入貨物の検査を行う検験検疫局(CIQ)の一部署としてスタートし92年以降CCICグループとなった。名前が「中国」で始まる唯一の検査・鑑定・認証・試験を主要業務とする検査機関。海外子会社の中で日本にあるのがCCICJAPANhttp://www.ccicjapan.com/